多摩カントリークラブ

会員権情報
正会員 | 平日会員(月~土) | 週日会員(月~金) | |
売希望 | 780万円 | 500万円 | × |
買希望 | 670万円 | 250万円 | -- |
名義書換料 | 330万円 | 220万円 | -- |
入会預託金 | -- | -- | -- |
年会費 | 55,000円 | 39,600円 | -- |
経営会社名 | 多摩興産株式会社 | ||
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所在地 | 東京都稲城市坂浜3360 地図 | ||
代表者 | 曽谷 大 | ||
開場日 | 昭和 37年 | ||
TEL | 042-331-1411 | ||
FAX | 042-331-2721 | ||
交通 | 中央自動車道・国立府中I.Cより7km 京王線・聖蹟桜ケ丘駅下車 | ||
定休日 | 年末年始,月末平日 | ||
公式HP | http://www.tfn-style.jp/tcc/index.php | ||
クラブバス | 聖蹟桜ケ丘駅発南多摩駅経由で運行 |
コース情報
ホール数 | 18 H | パー | P72 |
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全長 | 6742Y | コースレート | 71.2 |
練習場 | 練習場 80Y 7打席 | コースタイプ | 丘陵 |
系列コース | 富士ヘルスCC 富士グリーンヒルGコース | 加盟 | JGA・KGA・NGK・GGG |
コース設計 | 安田 幸吉 | クレジット | あり |
会員数 | 1041名(正)・328名(平) | ||
プレースタイル | 全組キャディ付で歩きと乗用カート(46台)の併用。乗用カートは先約順。 |
多摩カントリークラブの特徴解説
コース設計とレイアウト
多摩カントリークラブは、東京都稲城市に位置し、多摩丘陵の自然を最大限に生かしたコース設計が特徴です。コースは全18ホールで構成され、全長6,742ヤード、パー72の規模を誇ります。
設計者の安田幸吉氏は「分かりやすいコース設計」を理念として掲げ、初心者から上級者まで幅広いプレーヤーが楽しめる設計を実現しました。
アウトコースでは緩やかなアンジュレーションが広がり、比較的OBが少ないため、リラックスしてプレーができます。
一方、インコースはロングホールが特徴的で、特に17番ホールは打ち下ろしで609ヤードを超える距離を誇り、ロングドライブが求められるホールです。
また、グリーンは砲台型であり、正確なアプローチと慎重なパッティングがスコアメイクの鍵となります。
プレースタイル
多摩カントリークラブでは、全組キャディ付きのプレースタイルを採用しており、基本的には徒歩でのプレーが中心です。
20台限定の乗用カートも用意されており、先着順で予約が可能です。このスタイルはプレーヤーの健康を重視したものであり、快適かつ自然を堪能しながらゴルフを楽しめます。
クラブハウスと施設の充実
クラブハウスは1990年に新築され、外観はつつましい平屋建てに見える一方で、コース側からは懸崖式の3階建てとなっており、小高い丘からの眺望が楽しめます。
施設内にはフロント、レストラン、コンペティションルーム、バスルーム、ロッカールーム、ハウス売店などが完備されており、快適な滞在を提供します。
特にレストランは、コースをパノラマで眺められる大きな窓が特徴で、清潔感とシンプルさを追求した雰囲気が魅力です。
練習場も充実しており、距離70ヤードの7打席を備えたドライビングレンジや、パッティンググリーン、アプローチ練習場が用意されています。
練習場はベルトコンベアーを利用してアクセスするユニークな構造となっており、ウォーミングアップにも最適です。
会員層
会員は約1,000名の正会員と約300名の平日会員で構成されており、男性が約95%を占めています。平均年齢は60歳前後であり、落ち着いた雰囲気の中でプレーを楽しめます。
多摩カントリークラブへのアクセス
車でのアクセス
中央自動車道「稲城IC」から約4kmの距離にあり、わずか10分程度で到着することができます。
電車でのアクセス
京王線「聖蹟桜ヶ丘駅」からクラブまではタクシーを利用して約15分程度で到着可能です。タクシー乗り場は駅前に整備されており、比較的スムーズに移動できます。
多摩カントリークラブ周辺はゴルフ場が多いエリアのため、地元のタクシードライバーも目的地を理解しており、安心して移動できる環境が整っています。
多摩カントリークラブの過去の経緯・歴史
開場前の背景
多摩カントリークラブの歴史は、日本国内でゴルフが次第に普及し始めた昭和30年代後半に遡ります。当時、日本ではカナダカップ(現ワールドカップ)の開催をきっかけにゴルフ熱が高まり、新しいゴルフ場が各地で計画されました。
昭和33年春、「多摩ゴルフ倶楽部」として設立準備が進められましたが、用地買収の遅れや運営上のトラブルによりプロジェクトが一時中断しました。この困難を克服するため、会員たちが立ち上がり、昭和35年に「多摩カントリー倶楽部」として新しい経営体制で再出発しました。
開場と設計
多摩カントリークラブは、昭和37年8月4日に正式に開場しました。
このゴルフ場の設計を手がけたのは、日本プロゴルフ協会(PGA)の初代会長であり、名門コースの設計者としても知られる安田幸吉氏です。
安田氏は、自然地形を生かしたレイアウトにこだわり、初心者から上級者まで幅広いゴルファーが楽しめるコースを設計しました。特に、多摩丘陵の地形を巧みに利用し、戦略性とプレーアビリティを兼ね備えたコースデザインが特徴です。
経営の変遷と成長
多摩カントリークラブの経営を支えたのは、丸正産業(現在のソマール株式会社)の創業者である曽谷正氏です。曽谷氏は、ゴルフ場建設のための資金調達や用地買収に私財を投じ、クラブの基盤を確立しました。
彼の経営方針は、「会員が安心してゴルフを楽しめる場を提供する」という理念に基づいており、これがクラブの運営の柱となっています。
平成2年には、新しいクラブハウスが建設され、会員サービスの向上が図られました。
このクラブハウスは、多摩丘陵の景観に溶け込むようなデザインで、表玄関は平屋建てながら、コース側からは3階建ての立体的な構造となっています。
コース改修と会員制度
多摩カントリークラブは、開場以来、複数回のコース改修を経て現在の姿へと進化してきました。
特に、トリッキーなホールが多かった初期のレイアウトに対して、プレーの公平性や楽しさを重視した改修が行われました。
平成16年には入会条件が緩和され、会員数の増加を促進しました。この施策は、クラブの運営を安定させるとともに、幅広いゴルファー層のニーズに応えるものとなりました。
現在では、正会員約1,000名、平日会員約300名を抱える安定したクラブとなっています。
入会条件
・日本国籍を有する年齢30歳以上の者
・保証人 在籍3年以上の会員1名(2親等以内の親近者は推薦不可)
・暴力団関係等に関わりが無い者
・女性→女性(施設の都合上制限される場合有)
・法人←→個人
ゴルフ場解説
丘陵コース。ゆるやかな起伏のなかに打ち上げ、打ち下ろしと変化をみせながら展開する。アウトは立木や谷、そしてバンカーがよくきいており、目標をしぼって攻めないとスコアはまとまらない。インでは10番ロングがティショットの出来いかんでは2オンも可能。反面17番ロングは1打2打と飛ばしても、なお3打の距離が残る長いホール。
ビジター申込み
曜日 | 予約先 | 予約期間 | その他 |
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平日 | フロント | 2ヶ月前の同日10時 | Mが電話にて予約する。Mの同伴または紹介を要す。 |
土曜 | フロント | 1ヶ月前の同日10時 | Mが電話にて予約し、1回の申込みは原則は1組のみ。M1名の同伴を要す。 |
日曜祝日 | フロント | 1ヶ月前の同日10時 | Mが電話にて予約し、1回の申込みは原則は1組のみ。M1名の同伴を要す。 |
コンペ | フロント | 3ヶ月前の同日10時 | 平Mの同伴または紹介を要す。3組以上のコンペ要予約金。土・日・祝不可。 |
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