小金井カントリー倶楽部

会員権情報
正会員 | 平日会員(月~土) | 週日会員(月~金) | |
売希望 | 株 5000万円 | × | × |
買希望 | 株 3500万円 | -- | -- |
名義書換料 | 1650万円 | -- | -- |
入会預託金 | -- | -- | -- |
年会費 | 330,000円 | -- | 198,000円 |
経営会社名 | 小金井ゴルフ株式会社 | ||
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所在地 | 東京都小平市御幸町331 地図 | ||
代表者 | 草刈 隆郎 | ||
開場日 | 昭和 12年 | ||
TEL | 042-381-1221 | ||
FAX | 042-384-9596 | ||
交通 | 中央高速・調布ICから9km JR中央線・武蔵小金井駅下車 | ||
定休日 | 毎週月曜日,12/31・1/1 | ||
公式HP | http://koganeicc.jp/ | ||
クラブバス | なし |
コース情報
ホール数 | 18 H | パー | P72 |
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全長 | 6760Y | コースレート | 71.7 |
練習場 | 練習場 180Y 11打席 | コースタイプ | 林間 |
系列コース | -- | 加盟 | JGA・KGA |
コース設計 | ウォルター・ヘーゲン | クレジット | あり |
会員数 | 405名(正)・19名(平) | ||
プレースタイル | 全組キャディ付で歩いてのラウンド。1組4人に限る |
小金井カントリー倶楽部の特徴解説
コース設計の洗練と戦略性
小金井カントリー倶楽部は、1937年(昭和12年)に開場した歴史あるゴルフ場で、アメリカの名ゴルフ設計家ウォルター・ヘーゲンによる設計が特徴です。
全長6760ヤードの18ホールの林間コースは、自然地形を巧みに利用したレイアウトとなっており、樹齢を重ねた欅(けやき)、櫟(くぬぎ)、桜などの木々がコースを美しく彩ります。
コース全体はフラットでありながら、微妙なアンジュレーションやスロープがプレーヤーの技術を試す構造となっています。
ホールの多くは直線的ですが、ドッグレッグやバンカーの配置が絶妙で、単なる飛距離だけではなく正確性や戦略的なショットが求められます。
世界観を高めるクラブハウス
クラブハウスは、2005年に完成した木造二階建ての建築で、瓦と銅葺(どうぶき)の屋根に白壁を基調とし、クラシックで洗練された雰囲気を持っています。
内部には、レストラン、ロッカールーム、浴室、コンペルームなどの充実した設備がそろっています。
レストランでは週替わりのメニューが提供され、旬の食材を生かした料理が会員に好評です。
1番ホールや9番ホールを望む広々とした空間は、プレー前後にリラックスしたひとときを過ごすのに最適です。
株主会員制と運営方針
小金井カントリー倶楽部は、厳格な株主会員制を採用しており、正会員は男性のみが対象となっています。
また、ゲストのプレー条件としては、会員の同伴や紹介が必須となっており、日曜日や祝日にはゲストプレーができない制限があります。
このような運営方針により、クラブの独自性と品格が維持されています。
プレースタイル
小金井カントリー倶楽部では、キャディ付きの徒歩プレーが基本となっています。
このプレースタイルは、コースの自然な美しさを堪能しつつ、戦略を立てながら慎重に進める楽しさを提供します。
社会的評価
小金井カントリー倶楽部は、日本国内でもっとも高額なゴルフ会員権を誇り、政財界の要人からも支持される名門中の名門です。
ピーク時には会員権価格が4億8千万円に達したこともあり、国内外のゴルフ愛好家にとって憧れの存在です。
また、国内トーナメントの開催地としても知られ、伝統と格式を象徴する存在としてゴルフ界において特別な地位を確立しています。
小金井カントリー倶楽部へのアクセス
車でのアクセス
中央自動車道「調布IC」から約9kmという便利な立地にあります。
調布インターを降りてからは、約15分から20分程度で到着できる距離で、都心からも短時間でアクセス可能です。
電車でのアクセス
JR中央本線「武蔵小金井駅」からゴルフ場まではタクシーで約5分程度の距離です。
武蔵小金井駅は、JR中央線で新宿駅から約20分で到着します。また、西武新宿線「花小金井駅」からゴルフ場までもタクシーで約5分の距離です。
小金井カントリー倶楽部の過去の経緯・歴史
設立の背景
小金井カントリー倶楽部の設立は、昭和初期の第二次ゴルフブームの中で進められました。
コース設立のきっかけは、東京の中央線沿線で「理想的なゴルフ場用地がある」という情報が流れたことでした。
この情報を受け、芝商会の安達貞市氏がゴルフクラブ輸入業を営む深川喜一氏と協力し、プロジェクトを推進。彼らは、発起人として高石真五郎氏を迎え、国内外の財界人を巻き込んで計画を進めました。
当時、土地購入費や工事費を賄うため、500円の株式を発行し、458名の株主を募りました。
この株主制という運営形態は、当時としては画期的であり、小金井カントリー倶楽部の株主会員制の礎を築きました。
設計と建設
コース設計は、アメリカの名ゴルファーであり設計家でもあるウォルター・ヘーゲンが担当しました。ヘーゲンの設計理念は、自然の地形を生かしながらも戦略性に富んだコースレイアウトを実現することでした。
建設は安達建設が担当し、当時としては珍しい手作業での施工が中心でした。芝の養生や土木工事が慎重に行われ、自然と調和した美しいコースが完成しました。
戦争による影響と戦後の復興
開場からわずか数年後に日本全体が戦時体制に移行し、小金井カントリー倶楽部もこの影響を受け、第二次世界大戦中にはコースの一部が軍用地として接収されました。
フェアウェイの芝生は剥ぎ取られ、近隣の横田飛行場の建設に使用されるなど、ゴルフ場としての機能を失う状況に陥ります。
また、1945年の空襲では、コースやクラブハウス周辺が爆撃を受けるなど甚大な被害を受けました。
その後、終戦を迎えた後も、米軍に接収され、会員がプレーできない期間が続きます。クラブハウスは米軍により改装され、白ペンキで塗りつぶされるなど、原型をとどめない状態となりました。
しかし、1952年の講和条約発効を機に、米軍からゴルフ場が返還されます。その後、会員とクラブスタッフの尽力によって、コースの復旧作業が進められました。
戦後の発展と名門コースへの成長
戦後の復興を遂げた小金井カントリー倶楽部は、株主会員制を維持しながら、さらなる発展を遂げました。
クラブ内では、コースのメンテナンスや改良が頻繁に行われ、常に最良の状態を保つ努力が続けられています。
入会条件
・日本国籍を持つ年齢35歳以上の男子
・小金井ゴルフ株式会社の株主であること
※但し入会申し込みは株式取得前でも行うことが出来る
・紹介者 正会員2名(紹介者2名は事前審査委員会に出席できる方)
※在籍3年以上、1回/月以上。あるいは在籍5年以上の正会員
・面接及び同伴プレーあり
・原則として他クラブ在籍証明書とハンディキャップ証明書を提出
・女性入会は不可
・外国籍入会は不可
ゴルフ場解説
林間コース。武蔵野の面影を随所に残すコースは自然の地形そのままで変化に富み、各ホールともそれぞれ趣があるため飽きがこない。グリーンは小さく砲台でバンカーにガードされているため、正確なショットが要求される。アウトはフェアウェイが比較的広くティショットが打ち易いが、緩やかな起伏があるためセカンドショットの方向取りと距離の合わせに注意が必要。インは両サイドから林が迫り、ティショットの方向性を高めることが望まれる。
*関東七倶楽部所属(小金井、鷹之台、我孫子、相模、程ヶ谷、東京、霞ヶ関)
*登録家族制度(二親等内)年間費用12000円(税別)
男性は35歳以上
女性は20歳以上
平日 ゲスト33430円⇒家族22430円
土日祝 ゲスト43330円⇒家族25730円
(但し、女性は日祝プレー不可)
*会員株主優待券
年 6枚配布(1枚1組)利用は平日のみ
ゲスト33340円⇒優待22430円
*(提携コース)ロイヤルウエリントン(NZ)
ビジター申込み
曜日 | 予約先 | 予約期間 | その他 |
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平日 | フロント | 3ヶ月前の1日から | 予約制。Vのみプレー可。 |
土曜 | フロント | 1ヶ月前の同日 | 予約制。Vのみプレー可。 |
日曜祝日 | フロント | 3ヶ月前の1日から | 必ずMの同伴を要し、V3名まで。35歳未満入場不可。 |
コンペ | フロント | 3ヶ月前の1日から | 平のみ可能。Mが直接申込む。土・日・祝不可。 |