- 2024/12/05
【2024年最新版】値上がりしたゴルフ場の会員権ランキングTOP5
ゴルフ会員権市場は年々変動しており、特に2024年は多くのゴルフ場で会員権価格が上昇しています。
名門コースやアクセスの良いゴルフ場ほど、人気が高まり、値上がりが顕著になっています。
本記事では、2024年に値上がりしたゴルフ場の会員権ランキングTOP5を紹介します。
それぞれのゴルフ場の魅力や、なぜ相場が上昇したのか、その理由を詳しく解説しますので、ぜひ最後までご覧ください
100万円(2024年1月時点)→210万円(2024年11月時点) |
青梅ゴルフ倶楽部の相場上昇の理由は、東京都内にありながら、自然豊かな丘陵地に囲まれた立地で、多くのゴルファーに愛されている点です。
コロナ禍を経てゴルフ人気が安定して高まる中、都心からアクセスしやすい青梅ゴルフ倶楽部は、ゴルフを再開したり新たに始めたりするゴルファーにとって非常に魅力的な存在です。
また、コースの質も高く、訪れるゴルファーから高評価を得ていることからリピーターも増加し、会員権の需要も底上げされています。
正会員登録配偶者制度は会員の配偶者がメンバー料金でプレーできる制度です。その他に家族会員登録制度もあり、家族でゴルフを楽しめる特典が用意されていることも大きな魅力です。
コース概要
項目 |
詳細 |
開場日 |
1958年11月16日 |
所在地 |
東京都青梅市根ヶ布1-490 |
設計 |
清木一男 |
ホール数 |
27ホール |
パー |
108 |
ヤード数 |
10,043ヤード |
コースレート |
71.6(東・西)、71.7(西・中)、70.9(中・東) |
レイアウト |
丘陵コース |
練習場 |
200ヤード、20打席 |
スタイル |
キャディ付またはセルフ乗用カート |
公式ホームページ |
青梅ゴルフ倶楽部の特徴は、丘陵地帯に展開する27ホールのコースレイアウトです。
ティーショットが打ち下ろしになるホールが多く、飛距離を楽しめる設計が魅力です。
特に、ドライバーショットが山のふところに吸い込まれていく感覚が爽快で、上級者だけでなく初心者でもプレーを楽しめます。
一方で、グリーンはほとんどが砲台グリーンとなっており、正確なアプローチ技術が試されます。
バンカーも配置されていますが、浅めなので威圧感は少なく、初心者でもプレーしやすいでしょう。
全体的に、初心者から上級者までが楽しめるコース設計です。
アクセス手段 |
詳細 |
最寄りインターチェンジ |
圏央道・青梅ICから7キロ |
最寄り駅 |
JR青梅線・東青梅駅 |
クラブバス |
発:東青梅駅北口 約8分で到着 |
● 正会員買い希望相場:160万円(2024年11月時点)
● 正会員売り希望相場:210万円(2024年11月時点)
● 正会員名義書換料:110万円
● 正会員入会預託金:200万円
● 正会員年会費:82,500円
410万円(2024年1月時点)→720万円(2024年11月時点) |
多摩カントリークラブの相場上昇の要因の一つに、ビジネス需要が回復した点が挙げられます。
特に、都心からのアクセスが良好で、中央自動車道の稲城ICからわずか4kmという近さは、多忙なビジネスマンにとっても非常に便利です。
コロナ禍以降、ゴルフ人気が定着したことで、多摩カントリークラブは、ビジネス利用を視野に入れた法人や富裕層にとって、資産価値のあるものとして評価されています。
さらに、クラブの経営母体である丸正産業は、不動産や公害防止機械製造といった事業で安定した収益を確保しており、その堅実な経営が会員権の信頼性を高めています。
コース概要
項目 |
詳細 |
開場日 |
1962年8月4日 |
所在地 |
東京都稲城市坂浜3360 |
設計 |
安田幸吉 |
ホール数 |
18ホール |
パー |
72 |
ヤード数 |
6,535ヤード |
コースレート |
71.7 |
レイアウト |
丘陵コース |
練習場 |
70ヤード、7打席 |
スタイル |
キャディ付歩行または乗用カート |
公式ホームページ |
多摩カントリークラブは、丘陵地帯を生かした18ホールのコースで、ゆるやかな起伏を特徴としています。
特に、アウトコースは立木や谷が絡み、バンカーも効いており、狙いどころを絞ったプレーが要求されます。
ティーショットの正確さがスコアに直結するレイアウトとなっており、戦略的なゴルフを楽しむことができるでしょう。
インコースでは距離が長めのホールが多く、10番ホールのロングではティーショットの成功次第で2オンも可能です。
反対に、17番ホールは1打目と2打目で飛ばしても、3打目の距離がまだ十分に残り、正確なショットと距離感の調整が重要です。
コース全体に戦略性が求められるため、上級者にとっても楽しめる一方で、初心者にも優しい設計が魅力です。
アクセス手段 |
詳細 |
最寄りインターチェンジ |
中央自動車道・稲城ICから4キロ |
最寄り駅 |
京王相模原線・稲城駅 |
クラブバス |
発:稲城駅 約20分で到着/発:南多摩駅 約10分で到着 |
● 正会員買い希望相場:620万円(2024年11月時点)
● 正会員売り希望相場:720万円(2024年11月時点)
● 正会員名義書換料:330万円
● 正会員年会費:55,000円
1,300万円(2024年1月時点)→2,000万円(2024年11月時点) |
桜ヶ丘カントリークラブの相場上昇の背景には、クラブの長い歴史と安定した経営が影響しています。
特に京王電鉄グループが経営していることから、安定感のある運営が信頼されており、その信頼性が会員権の価値を高めています。
加えて、クラブのアクセスがよく、東京都内という好立地でありながら、自然に囲まれた環境でリラックスできる点も大きな魅力です。
また、クラブ内の施設やコースが定期的に改修されており、特に2016年にはワングリーン化の改修工事が完了したため、コースの魅力がさらに増しています。
項目 |
詳細 |
開場日 |
1960年8月1日 |
所在地 |
東京都多摩市連光寺2985 |
設計 |
赤星四郎 |
ホール数 |
18ホール |
パー |
72 |
ヤード数 |
6,712ヤード |
コースレート |
71.8 |
レイアウト |
丘陵コース |
練習場 |
250ヤード、58打席 |
スタイル |
キャディ付乗用カート |
公式ホームページ |
桜ヶ丘カントリークラブは、東京都多摩丘陵の豊かな自然を生かしたコースが特徴です。
18ホールの丘陵コースは、各ホールで異なる戦略が必要となり、プレーヤーの技術を試されます。
特にアウトコースでは、左サイドにトラブルが待ち構えているホールが多く、スライス系のショットが有利なレイアウトになっています。
インコースは距離があるホールが多いですが、アンジュレーションを利用すると攻めやすく、ショットの正確性が求められます。
コース全体としては、初級者から上級者まで幅広く楽しめるバランスの取れた設計です。
アクセス手段 |
詳細 |
最寄りインターチェンジ |
中央自動車道・稲城ICから6キロ |
最寄り駅 |
京王線・聖蹟桜ヶ丘駅 |
クラブバス |
発:聖蹟桜ヶ丘駅東口 約10分で到着 |
● 正会員買い希望相場:1,550万円(2024年11月時点)
● 正会員売り希望相場:2,000万円(2024年11月時点)
● 正会員名義書換料:330万円
● 正会員入会預託金:300万円
● 正会員年会費:55,000円
1,300万円(2024年1月時点)→1,700万円(2024年11月時点) |
東京よみうりカントリークラブの相場上昇の背景には、いくつかの要因が重なっています。
まず、このクラブは読売グループが経営しており信頼性が高く、長期的な安定感とステータス性が多くのゴルファーに支持されています。
また、名門コースとして知られており、ゴルフ日本シリーズ「JTカップ」の開催地としても定評があるため、競技志向のゴルファーにとって非常に魅力的なコースです。
さらに、2017年に導入された全組キャディ付乗用カートのプレースタイルの変更や、定期的な施設の改修が、クラブの利便性と快適さを向上させています。
コース概要
項目 |
詳細 |
開場日 |
1964年4月19日 |
所在地 |
東京都稲城市坂浜685 |
設計 |
井上誠一 |
ホール数 |
18ホール |
パー |
72 |
ヤード数 |
7,024ヤード |
コースレート |
73.3 |
レイアウト |
丘陵コース |
練習場 |
256ヤード、18打席 |
スタイル |
キャディ付乗用カート |
公式ホームページ |
東京よみうりカントリークラブは、自然の地形を生かした戦略性の高い丘陵コースで、多くのゴルファーから愛されています。
特に、アウトコースの1番ホールでは、緩やかな打ち上げから始まり、3番ホールでは打ち下ろしが特徴的で、ティーショットの精度が求められます。
また、フェアウェイにうねりがある6番ロングホールでは、ボールのライに注意を払いながらショットを打つ必要があり、戦略的なプレーが必要です。
インコースも難易度が高く、10番ホールはアウトの1番ホールと並行して進む緩やかな打ち上げのホールです。
17番ホールでは2打目から打ち下ろしのロングホールとなり、18番ホールでは池越えのショートホールが待っています。
コース全体にわたって自然の起伏を生かした設計が特徴で、正確なショットと戦略的なプレーが求められるコースです。
アクセス手段 |
詳細 |
最寄りインターチェンジ |
中央自動車道・稲城ICから5.5キロ |
最寄り駅 |
小田急線・新百合ヶ丘駅 |
クラブバス |
発:新百合ヶ丘駅南口 約10分で到着 |
● 正会員買い希望相場:1,250万円(2024年11月時点)
● 正会員売り希望相場:1,700万円(2024年11月時点)
● 正会員名義書換料:330万円
● 正会員入会預託金:500万円
● 正会員年会費:77,000円
3,800万円(2024年1月時点)→5,400万円(2024年11月時点) |
小金井カントリー倶楽部の相場上昇の背景には、クラブの歴史的な価値と高い名声が大きく関係しています。
1937年に開場して以来、数少ない戦前からのクラブの一つとして日本のゴルフ史に深く根付いており、名門ゴルフクラブとしての歴史的価値とステータスが多くのゴルファーに支持されています。
近年、会員権は単なるゴルフプレーのためだけでなく、資産価値としての側面も注目されています。
小金井カントリー倶楽部は、入会に非常に厳しい条件が課されているため、会員数が限定的であり、供給が少ないことが相場をさらに押し上げる要因となっています。
コース概要
項目 |
詳細 |
開場日 |
1937年10月3日 |
所在地 |
東京都小平市御幸町331 |
設計 |
W.ヘーゲン |
ホール数 |
18ホール |
パー |
72 |
ヤード数 |
6,687ヤード |
コースレート |
72.2 |
レイアウト |
林間コース |
練習場 |
180ヤード、10打席 |
スタイル |
キャディ付歩行 |
公式ホームページ |
小金井カントリー倶楽部の最大の特徴は、自然の地形をそのまま生かしたコース設計にあります。
武蔵野の森の中に広がる林間コースは、どのホールも趣が異なり、プレーヤーの技術が試されます。
特に、正確なショットが求められる砲台グリーンや、フェアウェイの起伏をうまく利用しなければならないセカンドショットの位置取りが鍵となるホールが多く、難易度が高いコースとして知られています。
アウトコースは比較的フェアウェイが広いですが、セカンドショットの方向取りが難しく、スコアをまとめるためには慎重なプレーが求められます。
一方、インコースは両サイドから林が迫っており、ティーショットの方向性が重要です。13番ホールまで無理をしないプレーが、スコアメイクに大きく影響します。
アクセス手段 |
詳細 |
最寄りインターチェンジ |
中央自動車道・調布ICから9キロ |
最寄り駅 |
JR中央線・武蔵小金井駅 |
クラブバス |
クラブバスなし(タクシー約5分) |
● 正会員買い希望相場:4,000万円(2024年11月時点)
● 正会員売り希望相場:5,400万円(2024年11月時点)
● 正会員名義書換料:1,650万円
● 正会員年会費:33万円
今回ご紹介したゴルフ場は、いずれも名門として名高く、会員権相場の上昇が続いています。
それぞれのゴルフ場は、立地や施設、運営の質の高さに加えて、独自の魅力を持っており、多くのゴルファーから支持されています。
2024年もゴルフ場の人気は衰えることなく、今後もさらなる会員権相場の上昇が期待されるでしょう。
ゴルフ会員権の購入を検討されている方は、タイミングを逃さないように、ぜひ各ゴルフ場の情報をしっかりと確認してみてください。
【著者・監修者情報】
株式会社東都ジャパン 代表取締役社長 杉浦 伸二
所属
出身大学
明治大学 卒業
コメント
日本全国のゴルフ場はで約2,200コースあり、その内90%は会員制のゴルフ場であります。その会員権総数は約300万枚であります。1年間の会員の移動(名義書換)は会員権総数の4~5%の12~15万枚であり、この会員権の売買を我々会員権業者が取り扱っております。会員権を売りたい方と買いたい方の橋渡し役としての使命を担い、お客様1人1人のニーズに合った情報を迅速且つ正確に収集、提供しお客様のお役に立てる様、日々努力しております。