ゴルフ会員権関連コラム

ゴルフ会員権関連コラム

2023/11/29

ゴルフ会員権の平日会員とは?正会員・週日会員との違いとメリット・デメリット

ゴルフ会員権の平日会員とは?正会員・週日会員との違いとメリット・デメリット

ゴルフは、多くの人々に愛されるスポーツであり、会員権を持つことでその魅力をより深く楽しむ事ができます。

 

しかし、会員権にはさまざまな種類があり、どの種類を選ぶかは自分のライフスタイルや予算によって異なります。

 

この記事では、特に「平日会員」という会員権に焦点を当て、その特徴やメリット・デメリットをくわしく解説します。

 

 

ゴルフ会員権の基本的な種類

ゴルフクラブにはさまざまな種類の会員権が存在します。これらの会員権は、利用日数、料金、サービス内容などによって異なります。以下に、主な会員権の種類とその特徴を解説します。

正会員とは?

正会員は、ゴルフクラブの全てのサービスを利用することができる最も一般的な会員権です。週末・祝日を含むいつでも利用することができます。

特徴

    会員権価格等:会員権の中で最も高価格。

    利用日:全日利用可能。

    会員の特典:ゴルフ場主催の全ての競技大会等に参加可能。

平日会員とは?

平日会員は、月曜日から土曜日までの利用が可能な会員権です。日曜日・祝日の利用は基本的にできません。

特徴

    会員権価格等:正会員に比べて、初期費用や年会費が安く設定されている。

    利用日:日曜日・祝日を除く月曜日から土曜日まで利用可能。

    会員の特典: 日曜・祝日を除くゴルフ場主催の競技会等に参加可能。

週日会員とは?

週日会員は、月曜日から金曜日まで利用可能な会員権です。土曜日・日曜日・祝日の利用は基本的にできません。

特徴

    会員権価格等:平日会員や正会員と比較して、さらに低価格に設定されている。

    利用日:土曜日・日曜日・祝日を除く月曜日から金曜日まで利用可能。

    会員の特典: 土曜日・日曜日・祝日を除くゴルフ場主催の競技会等に参加可能。

会員種類ごとの比較のまとめ

会員種別ごとの違いをまとめると、下表の通りとなります。

 

正会員

平日会員

週日会員

利用日

全日利用可能

日祝日を除く月曜日から土曜日まで

土日祝日を除く月曜日から金曜日まで

会員権価格等

会員の中で最も高価格

正会員に比べて低価格

正会員・平日会員に比べて低価格

会員の特典

ゴルフ場主催の全ての競技会等

日祝日を除くゴルフ場主催の競技会等

土日祝日を除くゴルフ場主催の競技会等

平日会員のメリット・デメリット

平日会員のメリットとデメリットを解説します。           

平日会員のメリット

コスト面での利点

    詳細:平日会員は、正会員に比べて初期費用や年会費が安く設定されています。そのため、ゴルフクラブの施設を利用しつつ、経済的な負担を軽減することができます。

    具体例:正会員の初期費用が200万円、年会費が10万円であるのに対し、平日会員の初期費用は100万円、年会費が5万円となるケースなど。

平日の空いているコースを楽しむ

    詳細:平日は週末に比べてコースが空いているため、待ち時間が少なく、ゆったりとプレーすることができます。ストレスフリーでゴルフを楽しむことが可能です。

    具体例:週末は1ラウンドの待ち時間が1時間以上あるゴルフクラブでも、平日はほとんど待ち時間なしでスムーズにプレーが進められるなど。

平日限定のイベントやサービスの利用

    詳細:一部のゴルフクラブでは、平日会員向けの特別なイベントやサービスを提供している場合があります。そのため、平日会員としても十分にゴルフクラブの施設やサービスを楽しむことができます。

    具体例:平日限定のレッスンや、平日会員向けの競技会等、割引サービスなど。

平日のフレキシブルなスケジューリング

    詳細:平日会員は、平日の任意の時間にゴルフを楽しむことができます。自分の都合に合わせて、フレキシブルにスケジューリングすることが可能です。

    具体例:仕事の合間や、午前中だけのプレーなど、自分のライフスタイルに合わせてゴルフを楽しむことができるなど。

平日会員のデメリット

週末の利用が制限される

    詳細:平日会員は、週末や祝日にゴルフを楽しみたい場合、ゲスト料金が発生するか、または利用できないことがあります。

    具体例:週末や祝日に家族や友人とゴルフを楽しみたい場合、平日会員の制限により参加できないか、ゲスト料金を支払う必要があるなど。

一部のサービスが利用できない場合がある

    詳細:正会員向けのサービスがある場合、平日会員では利用できないことがあります。

    具体例:特定の競技会等への参加制限など。

会員権の転売価格が正会員より低くなる傾向がある

    詳細:一般的に、平日会員の会員権の転売価格は、正会員よりも低くなる傾向があります。これは、利用日数の制限などが影響しています。

    具体例:例えば、正会員権の転売価格が150万円であるのに対し、平日会員権の転売価格は100万円となるケースなど。

平日にしかゴルフを楽しめない制約がある

    詳細:平日会員は、平日のみの利用が基本となるため、週末や祝日に時間が取れる場合でもゴルフを楽しむことができなくなります。

    具体例:週末や祝日に休暇を取得した場合でも、平日会員の制約によりゴルフを楽しむことができないなど。

平日会員を選ぶべき人の特徴

ゴルフ会員権の中でも「平日会員」は、特定のライフスタイルやニーズを持つ人々に特に適しています。以下に、平日会員を選ぶべき人の主な特徴を解説します。

平日に主にゴルフを楽しみたい人

    理由:平日会員は週末や祝日には利用できないため、平日にゴルフを楽しむことが多い人に最適です。

    具体例:フリーランスや自営業者など、平日に自由に時間を取れる職種の人々など。

コストを抑えたい人

    理由:平日会員は、正会員に比べて初期費用や年会費が安く設定されていることが多いです。そのため、予算を抑えつつゴルフクラブの施設を利用したい人に適しています。

    具体例:ゴルフを始めたばかりの初心者や、多くの費用をかけずにゴルフを楽しみたい人など。

週末の混雑を避けたい人

    理由:週末は多くのゴルフクラブが混雑するため、待ち時間が長くなることがあります。平日会員は、混雑を避けてゆったりとプレーしたい人に最適です。

    具体例:ストレスフリーでゴルフを楽しみたい人や、待ち時間を嫌う人など。

定年後の趣味としてゴルフを楽しみたい人

    理由:定年を迎えた後、平日に時間が取れるようになる人が多いです。平日中心にゴルフを楽しみたいと考える人には、平日会員が適しています。

    具体例:定年を迎えて新たにゴルフを始めたい人や、定年後の健康維持のためにゴルフを楽しみたい人など。

ビジネスシーンでの利用を考えている人

    理由:ビジネスの接待や会合でゴルフを利用する場合、平日にスケジュールを合わせやすいことが多いです。ビジネス目的での利用を考えている人には、平日会員が適しています。

    具体例:ビジネスパートナーやクライアントとの関係構築のために、ゴルフを利用したい人など。

まとめ

この記事では「平日会員」という会員権に焦点を当てて、その特徴やメリット・デメリットを解説しました。

 

平日会員は、主に平日の利用に特化した会員権として多くのゴルフクラブで提供されています。平日会員権の最大の魅力は、初期費用や年会費を抑えられる点にあります。

 

その一方で、週末や祝日の利用に制限があるため、この点を考慮して選択しなければなりません。

 

ゴルフを楽しむ上で最も重要なのは、自分に合ったゴルフクラブや会員権を選ぶことです。

 

今回の内容を参考に、自分のゴルフに対する考えや利用頻度、予算などを総合的に考慮し、最適な会員権を選ぶことをおすすめします。

株式会社東都ジャパン 代表取締役社長 杉浦 伸二

【著者・監修者情報】
株式会社東都ジャパン 代表取締役社長 杉浦 伸二

所属

出身大学

明治大学 卒業

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日本全国のゴルフ場はで約2,200コースあり、その内90%は会員制のゴルフ場であります。その会員権総数は約300万枚であります。1年間の会員の移動(名義書換)は会員権総数の4~5%の12~15万枚であり、この会員権の売買を我々会員権業者が取り扱っております。会員権を売りたい方と買いたい方の橋渡し役としての使命を担い、お客様1人1人のニーズに合った情報を迅速且つ正確に収集、提供しお客様のお役に立てる様、日々努力しております。