- 2023/08/21
ゴルフ会員権のローン購入|基本条件と手順を解説
ゴルファーにとって本格的にラウンドを楽しむためには、ゴルフ会員権を買いたいと思っている方も多いでしょう。しかし、一括での会員権購入は、なかなか負担が大きいものです。
そこで、ゴルフ会員権のローン購入が選択肢として注目されています。
ゴルフ会員権ローンを活用すれば、大きな初期費用負担がかからずに会員権を取得でき、自分のペースでプレーを楽しむことが可能です。
この記事では、ゴルフ会員権のローン購入について、基本的な仕組みやおすすめの借入先、注意事項などをくわしく解説していきます。
はじめに、ゴルフ会員権ローンについて、以下の基本情報を確認していきます。
● ゴルフ会員権ローンの概要
● ゴルフ会員権ローンのメリット
● ゴルフ会員権ローンの借入先
ゴルフ会員権ローンとは、その名の通りゴルフクラブの会員権を購入するために利用できるローンのことです。ゴルファーが会員権を取得する際に、一括払いが難しい場合や資金の調達を円滑にする場合に利用されます。
ゴルフ会員権ローンを利用すると、以下のようなメリットがあります。
● 一括払いが難しい場合でも、分割払いによってゴルフクラブの会員権を手に入れることができる。
● 利用者は、ローン返済中でも会員権の利用やゴルフクラブの施設を利用できるため、購入後すぐにゴルフを楽しむことができる。
● 金利や返済期間の選択肢が豊富であり、自身の経済状況や返済能力に合わせた返済プランを立てることができる。
ゴルフ会員権ローンは、銀行やクレジット会社などの金融機関から提供されています。借り入れ資格や信用評価の要件を満たすことが必要です。
ローン契約では、借り入れ額、金利、返済期間、返済方法などの条件が定められます。これらの条件は、金融機関によって異なる場合がありますので、複数の選択肢を比較検討することがおすすめです。
ゴルフ会員権ローンを利用するためには、いくつかの基本条件を満たす必要があります。以下に、一般的な基本条件をご紹介します。
多くの金融機関では、ゴルフ会員権ローンを申請する個人の年齢に制限を設けています。一般的には、満18歳以上の成人が対象となりますが、金融機関によっては、さらに上限がある場合もあります。
ローンを申請する個人の収入が、一定水準以上であることが必要です。金融機関は返済能力を評価するため、安定した収入の有無や収入の額を確認します。収入証明書や源泉徴収票などの書類提出が必要な場合もあります。必要書類はローンを組むローン会社によって異なるので、事前の問合せをおすすめします。
金融機関は借り手の信用状況を評価するため、信用情報機関からの情報を参考にします。過去の借入履歴、債務の返済状況などが評価対象です。過去に債務整理や滞納の記録がある場合、ローンの審査に影響を与えることがあります。
ゴルフ会員権ローンを利用するためには、いくつかの手続きが必要です。以下に、一般的な手続きの流れをご紹介します。
- 金融機関の選定
- ローンの審査
- ローンの契約締結
- 会員権の入会申請
- ローンの利用と返済
最初に、信頼できる銀行やクレジット会社を選ぶことが重要です。金利や返済条件、審査基準などを比較し、自身のニーズに合ったローン商品を選びましょう。
選んだ金融機関にローンの申請を行います。申請には、個人情報や収入証明書、所得税確定申告書などの書類提出が必要となる場合があります。
金融機関は、返済能力や信用状況を審査し、ローンの承認可否を判断します。審査には時間がかかる場合があるため、余裕をもって申請することが必要でしょう。
審査が承認された場合、金融機関とローン契約を締結します。契約内容には返済条件や金利、返済期間、返済日などが含まれます。契約書には注意深く目を通し、納得した上で署名・捺印を行いましょう。
ゴルフ会員権を取得するために、選んだゴルフ場に会員権の入会申請を行います。申請には所定の手続きや書類の提出が必要となる場合があります。会員権の申請手続きは、各ゴルフ場の規定に従って行いましょう。
会員権を取得したら、ローンの利用と返済が開始されます。会員権を利用しながら、月々の返済を行っていきます。
弊社でおすすめするゴルフ会員権ローンは、スルガ銀行が提供している「ゴルファーズローン」です。
スルガ銀行ゴルファーズローンは、以下5つの特徴があります。
● 全国から、24時間申込可能
● 予定金額で事前審査が可能
● ご利用中のローンと一本化
● 関連費用を幅広くサポート
● いつでも無料で繰上返済可能
スルガ銀行ゴルファーズローンは、Webで24時間パソコンやスマホから申込みかできます。仮審査が承認された後も、書類をWebでアップロードするだけなので、申込みから契約までの一連の手続きが全てWebで完結します。
予定の金額で申込みができるので、事前審査は原則書類を用意する必要がありません。
検討している段階で申し込むことが可能なので、資金の目途が立ち安心できます。
スルガ銀行でショッピングローンなど他のローンを利用中の場合は、ゴルファーズローンと合算することができます。毎月の返済額を増やすことなくローンを組むことが可能です。
ゴルファーズローンは、会員権のほかにも名義変更料などの関連費用も対象になります。ローンの対象になるかどうか分からない場合は、相談してみることをおすすめします。
ゴルファーズローンは、いつでも無料で繰上返済をすることができます。ゆうちょ銀行やコンビニATMでも返済できるので、資金に余裕があるときに繰上返済することで、返済回数の短縮が可能になります。
スルガ銀行ゴルファーズローンの商品概要は、下表の通りです。
申し込み資格 |
● 18歳以上65歳未満 ● 安定した収入があり継続した取引が見込まれる方 ● 個人名義にて会員権をご購入される方 |
使途 |
● ゴルフ会員権に関する費用全般(会員権購入費用・名義書換料・入会預託金・年会費など) ● ゴルフ用品にかかる費用全般 |
融資限度額 |
● 10万円~800万円(1万円単位) |
金利 |
● 年2.5%~7.5% |
返済回数 |
● 6回以上120回以内 |
必要書類 |
● 本人確認書類 ● 使途が確認できる資料 |
ゴルフ会員権ローンを利用する際には、いくつかの注意点を押さえておくことが重要です。以下に、ゴルフ会員権ローンを活用する際の注意点をご紹介します。
● ローン返済能力の確認
● 金利の比較と選定
● 返済期間と総返済額の計算
● 会員権の価値の変動
● 契約内容の確認
● 早期返済の可能性
ゴルフ会員権ローンは、長期にわたる返済が必要となる場合があります。返済計画を立てる前に自身の収入や支出をしっかりと確認し、返済能力を十分に考慮しなければなりません。
返済に困ることのないよう、無理のない範囲内でのローン利用を心がけましょう。
ゴルフ会員権ローンでは、金利が適用されます。
低金利の選択は、総返済額を減らすことにつながりますので、慎重に検討しましょう。
ローン返済期間が長くなればなるほど、総返済額が増えることに注意が必要です。返済計画を立てる際には、返済期間と総返済額のバランスを考慮し、将来の負担を見据えた計画を立てましょう。
ゴルフ会員権の価値は、市場の需要や供給によって変動する場合があります。将来的に会員権の価値が下がった場合、ローンの返済額が購入時の価格を上回る可能性があります。
このようなリスクに対しても十分な認識を持ち、将来の相場動向を把握する努力をしましょう。
ローン契約をする際には、契約内容をよく理解することが大切です。返済期間や金利、返済方法、違約金などの条件を確認し、納得のいく契約を行いましょう。
契約書に署名する前に、不明な点や疑問点を質問し、納得のいく回答を得ることを忘れないでください。
ゴルフ会員権ローンは、一定期間内に返済が完了すれば利息を節約できる場合があります。追加費用や手数料などの条件を確認し、将来的に余裕がある場合は繰上返済を検討してみましょう。
この記事では、ゴルフ会員権のローン購入について、基本的な仕組みや手順などを詳しく解説しました。
ゴルフをより楽しむためには、会員権を手に入れることが一番ですが、一括購入では負担が大きくなります。そんな時にゴルフ会員権ローンを利用すれば、初期負担を抑えることが可能です。
しかし、ローンを利用すると毎月返済が発生するので、自分の経済状況や将来の見通しを考慮し、返済プランを慎重に立てる必要があります。
本記事を参考に、ゴルフ会員権ローンを上手く活用した、ゴルフ会員権の購入を検討してみてはいかがでしょうか。
【著者・監修者情報】
株式会社東都ジャパン 代表取締役社長 杉浦 伸二
所属
出身大学
明治大学 卒業
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日本全国のゴルフ場はで約2,200コースあり、その内90%は会員制のゴルフ場であります。その会員権総数は約300万枚であります。1年間の会員の移動(名義書換)は会員権総数の4~5%の12~15万枚であり、この会員権の売買を我々会員権業者が取り扱っております。会員権を売りたい方と買いたい方の橋渡し役としての使命を担い、お客様1人1人のニーズに合った情報を迅速且つ正確に収集、提供しお客様のお役に立てる様、日々努力しております。