- 2023/03/10
ゴルフ会員権を安く買う方法はある?初めてでも失敗しない購入方法
ゴルフを楽しんでいる人は、会員権を持ってみたいと思ったことがありませんか。
ところが、会員権の価格もさまざまあり、どのようなゴルフ場を選んだらよいか悩むことも多いと思います。
会員権をせっかく買うなら失敗したくないですよね。
そこでこの記事では、ゴルフ会員権を選ぶポイントから、具体的な購入方法までくわしく解説していきます。
最後まで読めば、初めてでも失敗しない購入方法がわかるので、ぜひ参考にしてみてください。
ゴルフ会員権を購入するには、価格だけでなく次のようなポイントをチェックしながら選ぶことが大切です。
l 立地やアクセスが良いか l 経営母体が安定しているか l 予約が取りやすいか l 購入予算に収まっているか l コースや施設が充実しているか l 競技会の開催頻度はどのくらいか l ゴルフ場全体のサービスが良いか |
ここからは、ゴルフ会員権を選ぶポイント7選について、順番に解説していきます。
ゴルフ会員権のコースを選ぶ一番の理由は、自宅から通いやすいことです。
メンバーになってから、長い期間にわたってコースに通い続けることを考えると、自宅を出てから1時間以内から1時間半くらいのコースを選択するのがおすすめです。
さらに言えば、高速道路の出入り口から近いことや、最寄り駅からクラブバスが出ているところが便利です。
ゴルフ場の運営は、母体となる経営会社の業績に左右されます。そのため、ゴルフ場の経営会社が安定していることも、会員権購入の重要なポイントです。
会員権を購入する際は、ゴルフ場運営会社の経営状態を把握するための情報収集は欠かせないでしょう。
情報収集の方法としては、信頼のおける会員権取扱業者に相談すると経営状況を把握できます。
会員権を購入してメンバーになると、優先的に予約ができます。
特に春や秋などハイシーズンになれば、すぐに予約が埋まってしまいますが、メンバーなら優先的に予約ができるので、いつでもラウンドできるという安心感があります。
メンバー専用のWebサイトがあるかなどを確認してみましょう。一人でのラウンドなら直前の予約でも可能なところもあります。
会員権の購入は、限られた予算の中で経済的負担にならないようなコースを選ぶことも重要です。
ところが会員権の価格は、高ければ高いなりの理由が、安かれば安いなりの理由があります。
当然、安いに越したことはありませんが、よく中身を検討しましょう。
また、購入予算には会員権だけでなく、毎年度払う年会費も考慮に入れなければなりません。
メンバーフィーとビジターフィーの差額を計算して、自分のラウンドペースだと年会費の元を取るのに何回ラウンドすればよいかシミュレーションしてみるのがおすすめです。
高いお金を出して会員権を買うのならば、コースや施設が充実しているところが良いに越したことがありません。
コースのメンテナンスが行き届いて設備が整っているか、クラブハウスやレストラン、浴室などの施設は綺麗に保たれているか、などもポイントです。
さらに、メンバーになれば、専用のロッカーやラウンジが利用できるところもあります。
会員権を購入したいコースの候補が見つかれば、事前にラウンドをしてみて、快適にプレーすることができるか確認するのがいいでしょう。
会員権を持つと、ゴルフ場で開催される月例競技会やシニア杯、レディース杯などさまざまなクラブ競技会に参加できます。
クラブ競技会でのラウンドは、通常のラウンドと違い独特の緊張感を味わえるので、メンバーにとっては向上心が生まれるでしょう。
このような、競技会の開催頻度はゴルフ場によって異なります。
競技会に出場することがゴルフ会員権購入の目的の場合は、開催頻度を確認しておきましょう。
ゴルフ場のサービスと言ってもさまざまなものがありますが、以下の点を確認しておくとよいでしょう。
l 従業員やキャディの接客態度が良い
l 優待券など各種割引サービスがある
l 優先的に練習場やレストランを利用できる
このようにメンバーを重視した運営がされているかがポイントです。
会員権を選ぶポイントを理解したら、今度は会員権を購入するための入会条件を確認しておく必要があります。
ゴルフ会員権を購入するには、以下のようなゴルフ場が指定する入会条件があります。
l 年齢 l 国籍 l 他クラブ在籍 l 紹介者 l 性別 |
ほとんどのゴルフ場では、メンバーになるのに年齢制限を設けています。
「20歳以上」あるいは「30歳以上」などのようにゴルフ場によって制限が異なりますが、最近では年齢制限を設定していないゴルフ場も増えつつあります。
日本国籍をメンバーの条件にしているゴルフ場があります。
同じく、国籍制限を問わないゴルフ場も多くなってきています。
他クラブ在籍とは、他のゴルフ場のメンバーになっていることが条件ということです。
他クラブ在籍を問わないゴルフ場も年々増えてきています。
会員権の購入を希望しているゴルフ場の会員紹介が、条件となるケースです。
もし紹介者がいないときは、会員権取扱業者が仲介することもあります。
性別
ゴルフ場の浴室やトイレ、ロッカーなど設備の理由から、女性会員数を制限しているゴルフ場があります。
ゴルフ場のメンバーになるには、会員権を購入するだけではありません。以下のような代金が別途発生します。
l 名義書換料 l 入会預託金 l 年会費 l 取引手数料 |
ひとつずつ順番に解説していきましょう。
名義書換料とは、購入した会員権を現名義人から新名義人に書き換えるための代金です。名義書換料は新名義人(会員権を購入した人)が支払います。
名義書換料もゴルフ場ごとに金額が異なります。
入会預託金
入会預託金は会員権代金と違い、入会時に預けるお金で、退会時に返還されます。入会預託金はゴルフ場毎に金額が異なります。
年会費は、ゴルフ会員になった場合に毎年度支払う代金です。
年会費はおよそ数万円~数十万円程度で、入会した年から毎年度支払います。
くり返しになりますが、1年間にどのくらいラウンドすれば、毎年払う年会費の元が取れるかを計算してみると良いでしょう。
取引手数料はゴルフ会員権取扱業者へ支払う売買手数料で、会員権価格の2%といったように決められています。
ただし一定の会員権価格を下回っている場合などは、一律55,000円などのようなケースが多いです。
ゴルフ会員権の購入方法には、次の2つの方法があるので解説していきます。
l 会員権取扱業者から購入 l ゴルフ場から直接購入 |
ゴルフ会員権は、会員権取扱業者から購入するのが一般的です。会員権取扱業者は関東圏だけで数百社もありますが、関東ゴルフ会員権取引業協同組合に加盟している会員業者からの購入がお勧めです。
多くの方は会員権取扱業者のホームページを見て、比較検討されるでしょう。できる限り安く購入したいと考えるのが普通のため、どうしても提示価格の安い業者を選びたくなります。
ところが、ホームページでは顧客を引き込む為に、あえて誇張して掲載しているケースもあります。
そのため、会員権取扱業者を選ぶときは、取引実績が豊富で情報量が多く、顧客の立場に立ってアドバイスをしてくれるところがおすすめでしょう。
購入するときはメールのやり取りだけではなく、電話や直接担当者と会って取り引きすることがポイントです。
ゴルフ場によってはメンバーを追加募集するケースがあり、その場合はゴルフ場から直接会員権を購入することが可能です。
ただし、大きな金額を扱うことや手続きに手間がかかる場合があるので、会員権取扱業者に全てお願いした方がいいケースもあります。
ゴルフ会員権の価格は、安いところから高いところまでピンキリです。安いところには安い理由が、高いところには高い理由があります。
会員権の価格だけでなく、毎年かかる年会費や、ゴルフ場の経営状況、メンバーの優位性などできるだけ多くの情報を入手し、納得できる会員権選びをしましょう。
【著者・監修者情報】
株式会社東都ジャパン 代表取締役社長 杉浦 伸二
所属
出身大学
明治大学 卒業
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日本全国のゴルフ場はで約2,200コースあり、その内90%は会員制のゴルフ場であります。その会員権総数は約300万枚であります。1年間の会員の移動(名義書換)は会員権総数の4~5%の12~15万枚であり、この会員権の売買を我々会員権業者が取り扱っております。会員権を売りたい方と買いたい方の橋渡し役としての使命を担い、お客様1人1人のニーズに合った情報を迅速且つ正確に収集、提供しお客様のお役に立てる様、日々努力しております。