- 2022/01/07
- 好調維持の会員権相場、倶楽部活性化には良いチャンス!
今一度、値頃感のある名変料設定と入会条件見直しを ゴルフ会員権はゴルフブームの度合いを示す指標の一つ。バブルの頃のイメージはないながらも昨年のゴルフ会員権相場(単純平均)は復調気配が続いた。 関東(関東ゴルフ会員権取引業協同組合)は1月7日に124万円で始まり、2月25日に131万円(年初に対する指数105・65) 、4月8日147万円(107・77) 、6月17日151万円(110・70)と半年で10%超の伸びをみせた。7月以降は8月19日に168万円(123・17)に達し、 9月から前週比を下回ることが多くなったが、12月16日現在で163万円(119・50)となり年初より20%近いプラスで1年を終える。 関西(関西ゴルフ会員権取引業協同組合)では1月8日に89万円で始まり、同29日に90万円(101・12)になるとその後は90万円台を下回ることなく、12月17日現在で100万円(112・36)と大台に乗った。 関東、関西の12月中旬の相場価格は2013(平成25)年以来のことだ。一時は関東で108万円、関西で81万円にまで下がったが、新型コロナの感染が拡大してからゴルフが3密を避けられるスポーツとして見直されたことで、図らずも流通が促進された。50代や40代の新規入会も増えているそうで、会員募集の新規入会に限らず、シルバー会員の親族への譲渡を促進させ、倶楽部の活性化を図りたいところ。今はプレー需要が増えていることから、次世代やリタイヤ層の活性化に期待して値頃感のある名変料設定や年齢など入会条件の見直し(緩和)も検討すべきだろう。
ゴルフ特信より