ゴルフ会員権及びゴルフ業界の現況　　 2021.9.11

　関東圏のゴルフ会員権平均相場は年初より約15％上昇した。上昇率はコースよって多少違うものの全ての価格帯で上昇している。その中でも都心から近いコースの上昇率が高く、特に安くなりすぎた名門、準名門コースの値上がりが顕著である。また、リモートワークに適した河口湖CC,富士レイクCC,富士小山GCなどリゾート的会員権の動きも活発だ。これから、ゴルフシーズンたけなわになり引き続き会員権市場は賑わいそうだ。

他のスポーツやレジャーと比較してゴルフが健闘している要因

１・「三密」にあたらない屋外型アクティビティとしての認知

２・一時期ゴルフを自粛していたゴルファーの多くが比較的早いタイミングでゴルフを再開

３・他のスポーツ・レジャーが物理的に実施不可能な中、若年層を中心とした「新規参入ゴルファー」が増加

４・ゴルフをやめていたゴルファーが復帰

５・特別定額給付金が2020年に支給され、一部がゴルフプレー代やゴルフ用品の購入に使われた